はじまりはカードゲームだった
現在確認できるもっとも古いタロットは、15世紀のイタリア北部でつくられた手描きの豪華なカード群です。ミラノのヴィスコンティ家・スフォルツァ家にゆかりのある札が博物館に伝わっており、これらは貴族のあいだで遊ばれたトリックテイキング系のカードゲーム用でした。
「古代エジプト起源」「失われた叡智の書」といった由来が語られることがありますが、これらは18世紀以降のヨーロッパで唱えられた解釈であり、史料的な裏づけは確認されていません。タロットの起源をエジプトとする説は、現在では支持されていないとみておくのが安全です。
占いの道具として整えられた時期
カードに象徴的な意味をあてはめて読む方法が広まったのは18〜19世紀のフランスあたりからで、その後イギリスの神秘主義的な結社の周辺で体系化が進みました。
現在もっとも普及している図像は、1909年にロンドンで刊行された、A・E・ウェイト監修・パメラ・コールマン・スミス画のデッキ(いわゆるウェイト=スミス版)です。それまで数札は数字と記号だけのことが多かったのに対し、このデッキは78枚すべてに場面が描かれており、絵から意味を読み取る現在のスタイルを決定づけました。
ASTRA LUMINA での使い方
当サイトのタロット占いでは、大アルカナ22枚を使います。テーマを選び、1枚引き(今日のカード)か3枚引き(過去・現在・未来)を選ぶだけです。カードをタップすると表に返ります。
結果は日替わりです。同じ日のうちは、同じテーマ・同じ引き方なら何度開いても同じカードが出ます。納得のいく答えが出るまで引き直す、という使い方はできないようにしています。
結果の読み方と、気をつけたいこと
- タロットは未来を確定させるものではなく、いまの自分の関心や迷いを映す鏡として使うと、無理がありません。
- 厳しいカードが出ても、悪い出来事の予告ではありません。「何に気をつけておくとよさそうか」のヒントとして受け取ってください。
- 同じ問いを何度も引き直すより、出たカードを見ながら自分の考えを書き出したほうが、得られるものは多くなります。
タロットの意味づけは流派やデッキによって異なります。当サイトの解釈もそのひとつであり、唯一の正解ではありません。
この占いについて、よくある質問
同じ質問で何度も引き直してもいいですか?
当サイトのタロットは日替わりのため、同じ日のうちは同じテーマなら同じカードが出ます。これは、納得のいく答えが出るまで引き直してしまうのを避けるための設計です。翌日になれば新しいカードに切り替わります。
逆位置の意味も出ますか?
はい。当サイトでは正位置・逆位置の両方を扱っています。逆位置は「悪い意味」ではなく、そのカードの力が内向きになっている、あるいは発揮しにくい状態を示すもの、として読んでいます。
小アルカナは使わないのですか?
現在は大アルカナ22枚のみを使用しています。日々のヒントとして読むには枚数が少ないほうが扱いやすいためです。
参考にした資料
- 大英博物館 コレクション(15〜19世紀のプレイングカード/タロット資料) www.britishmuseum.org
- A.E.ウェイト監修/パメラ・コールマン・スミス画のタロットデッキ(1909年・ロンドン刊)
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占術の歴史には諸説あり、確かな史料で裏づけられていない部分も少なくありません。当サイトでは、確認できなかったことを「〜と伝わる」と断定せず、わかっていない旨をそのまま書くようにしています。当サイトの占いはすべて無料で、娯楽を目的としたコンテンツです。医療・法律・投資などの専門的な判断の代わりにはなりません。